2011年4月
三条祭り 大名行列連絡会議
4月1日(金)、三条ロイヤルホテルにて「大名行列連絡会議」が開かれました。
冒頭、東日本大震災で亡くなられた方々に対し、出席者全員で黙とうを捧げました。その後、各団体の代表者から挨拶がありました。
藤井会長:3月21日に開かれる予定だった成人式も延期になり、毎年行ってきた成人式PRができなかったが、祭典委員会で三条祭りが開催されることが正式に決まった。三条市には被災地から避難されてきた方々がいらっしゃるので、是非被災者の方々にも見ていただきたいと思うので、今年もしっかりとした祭りができるよう、各団体の皆様も協力していただきたい。
藤崎宮司:新潟県は神社の数が全国一番多く、7・13水害や中越地震、中越沖地震でも被害を受けたが、みな復興している。今回の震災でも被害を受けた神社も、必ず苦難を乗り越えて復興すると思う。三条祭りは太平洋戦争の3年間以外はどんなことがあろうと続けてきた。今年も開催することで、また三条市に来ている被災者の方たちにもパワーを分け与えていきたい。そういった意味で今年は例年とはまた違う気持で盛り上げていただきたい。
馬場祭典委員長:地域の安寧と発展を願い、祭りを通じて絆を深めてきた。被災者の方たちにも三条市の良い思い出を作っていただきたい。ですので、今年もしっかりとした行列をしていただきたいと思う。
三条先供組合・丸山光男さん:三条祭りが開かれるかどうか心配していた。私たちができる事は、先人から引き継いできた事を見せること。今年も一生懸命頑張る。
三条導祖神会・澁谷義雄さん:今年も皆で頑張っていきたい。
八幡宮囃子方組合・高野繁さん:今年も無事開催されることになったので、皆さんと一致団結して頑張っていきたい。今年も一生懸命頑張る。
三条傘鉾振興会・清水良一さん:今年は新潟祭りに傘鉾の参加要請があったり、地震の影響で準備が遅くなったりしているので、早急にとりまとめに取り掛かりたい。
三条八幡宮社務所・早川哲二郎さん:毎年行っていることだが、今年も立派な行列を出していただきたい。
この後、参加人数の目標数を確認し、大名行列並びに舞込時の注意事項を確認しました。今回の震災で練習等の影響など今後の懸念事項について議論をした後、懇親会に移りました。